理事長ご挨拶
嶋田 淳 (明海大学歯学部教授)
日本支部 法人設立記念 総会・学術大会 2017の開催にあたって
ICOI日本支部理事長 嶋田 淳
ICOI日本支部学術大会の開催は一昨年の福岡(城戸教授大会長)以来、2年ぶりの開催となります。2015年にDr. Judy ICOI本部会長から私どもに大会長任命の書簡をいただいて後、種々準備を重ねておりましたが、学会運営上の危機に面することとなり、一年間の猶予をいただいての開催となりました。混乱の間、不安やご不便をお掛けした会員の諸氏にお詫び申し上げます。
さて、今回も会場をICOI World in Japanと同じく格調高い東京国際フォーラムに河津 寛大会長のご懇意で設定いたしました。メインテーマをインプラントに関するNow and Futureとして、インプラントの現状と未来予測について多角的側面からの講演を期待しております。また、フェローシップ更新セミナーと海外招待講演も楽しみな内容になっております。
インプラントは問題の生じうる治療行為であると報道されておりますが、ICOIはインパクトファクターを有する学会誌を発行している唯一のインプラント関連学会で有り、またその会員は数多く海外の学術大会に参加・発表も行っている権威あるインプラント治療の専門家から構成されており、ICOI日本支部はインプラント治療を的確かつ高度のレベルで実施できる会員の集団です。今大会が、会員諸氏の更なる知識と技能の向上に役立つことを確信しております。